50歳以上の帯状疱疹ワクチン接種に関するお問い合わせが増えています。
当クリニックでも接種可能ですのでお知らせいたします。
帯状疱疹とは、身体の左右どちらか一方にピリピリとした痛みとこれに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れる病気です。はじめて水痘帯状疱疹ウイルスに感染したときは水ぼうそうになりますが、治癒した後もウイルスは体内の神経節に潜んでおり、加齢やストレス、過労などが引き金となり潜んでいたウイルスが再び活動を始め、帯状疱疹として発症します。コロナ感染やコロナワクチン接種により免疫細胞がダメージを受けた、コロナ禍による心理的ストレスで免疫力が低下し帯状疱疹の発症が増えていると言われています。
60歳代を中心に50歳代から70歳代に多くみられますが、若い人に発症することもあります。帯状疱疹で最も問題になるのは痛みです。急性期痛といわれる病気が始まった時の痛みだけでなく、一部の患者さんでは帯状疱疹後神経痛といって痛みが1年以上にわたって続くことも稀ではありません。
自費診療となりますが、50歳以上の方には発症を予防するワクチンを行うことができます。現在使用できるワクチンは2種類あります。
当クリニックでは、帯状疱疹に適用のある2種類のワクチンを取り扱っています。
①乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(皮下注射) 8,300円(税込)
②シングリックス®(筋肉内注射) 22,000円/回(税込)
効果、費用などそれぞれ長所、短所があるので、皆さまのライフスタイルに合ったワクチンを選択していただければと思います。
帯状疱疹ワクチン接種ご希望の方は、クリニックまでお問い合わせください。