下部内視鏡検査
(大腸カメラ)
(大腸カメラ)
内視鏡を肛門から挿入し、肛門部、大腸、盲腸に病気があるかどうかを観察する検査です。下剤により腸の中をきれいにする必要があるため、当日検査を行うことは基本的にできません。病気が疑わしい部分の粘膜を採取して組織検査を行うこともあります。ポリープ切除が可能と判断した際は、そのまま日帰りで大腸ポリープ切除ができる環境を整備しており、患者さんの多彩な要求にお応えできるようにいたします。
血便など緊急な検査が必要な場合は状況によって、当日の朝食は摂取せずにご連絡ください。ただし、ご予約をされている方が優先となりますので、当日に検査を行えない場合でもなるべく至急に検査を行いますので、ご相談下さい。
大腸カメラをご希望の場合、事前診察を頂きます。医師の診察と事前に下剤の処方や検査およびポリープ切除の説明を行い検査日を決めさせていただきます。WEBからの検査予約は行っていませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
検査3日前から水分を普段より多めに摂ってください。検査の2-3日前から、繊維質の多い食品(野菜・海藻・山菜・きのこ・ピーナッツ・種のある果物など)を避けて頂くと比較的早く排便がきれいになります。
検査前日は、基本的にほとんど食事制限なしで消化のよい食事を21時までに済ませてください。
朝食は抜いてお越しいただきます。水分は自由に摂っていただいてかまいません。
検査当日は大腸をきれいにするため、約2リットルの下剤を2時間ほどかけて飲んでいただき、お腹の中を空にします。下剤内服終了後約2~3時間経過すると、透明な液体状の便となり検査が受けられる状態となります。
検査後は医師から検査結果の詳しい説明、必要であれば投薬、追加検査等の指示があります。組織検査を行った方は後日ご来院の際に病理結果のご説明を致します。