子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種につきまして

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子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンの接種は4月から積極的勧奨が再開し、接種機会を逃した人のキャッチアップ(追いかけ)接種も可能になりました。2022年5月より子宮頸がん予防のCMも放送されていますね。

当院でも接種可能ですのでお知らせいたします。

ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんや尖圭コンジローマなどの発生に関わっており、毎年約1万人の女性が子宮頸がんにかかり、約3,000人が亡くなっています。子宮頸がんは、ワクチン接種により最も予防しやすいがんであり、がん予防の知識が大切となる病気です。接種対象年齢の方だけでなく、キャッチアップ接種対象の方も将来のためにワクチン接種をお勧めいたします。

子宮頸がんワクチンについては、過去に副反応被害の訴えが相次ぎ、積極的な接種推奨が行われていませんでしたが、海外の大規模研究でがんの予防効果が示されるなど国内外で有効性や安全性に関するデータが蓄積されてきたことを理由に接種が推奨されることとなりました。

平成9年度生まれ~平成17年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2006年4月1日)の女性で、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に積極的な推奨がなかったため接種を逃した方がいます。この方たちを対象に、令和4(2022)年4月~令和7(2025)年3月の3年間、HPVワクチンを公費で接種できます。

当院では、ガーダシル、サーバリックス、シルガード9を使用しています。

3回接種することで予防効果が得られるため、決められた間隔をあけて同じワクチンを合計3回接種します

ワクチン接種につきましては、クリニックまでお問合せください。

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~

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